事例でわかるノラ猫の侵入防止フェンスの設置方法(写真あり)
猫は神出鬼没です。どこからともなく現れては消えていくので中々追い払うことができません。そのためノラ猫の被害を防ぐには侵入自体を防ぐのがベストです。
侵入経路さえ分かっていればあとはそこを塞ぐだけ。塞ぐ方法はここで参考例とともに紹介していくので自分にあったやり方を試してみてください!
猫のジャンプ力と、理想的な猫よけフェンス
猫よけフェンスに適しているの次の2点を兼ね備えたものです。
(1)猫のジャンプ力でも飛び越えられない高いフェンス(1m以上)(2)網目のスキマがなく体の柔らかい猫でも入れない
フェンスの素材については何でも大丈夫です。木製のもの、プラスチック製のもの、金網フェンスなど色々ありますが、上記2点を備えたものであれば問題ありません。
では写真でも参考例を見てみましょう。
▼理想的な猫よけフェンス
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猫のジャンプ力は?
猫のジャンプ力は体長の約5倍程度。成猫が体長40cmだとしてジャンプ力はMAXで2mほどです。そのためちょっとした塀くらいでは楽々と飛び越えられてしまいます。
だいたいこんな大きさのフェンスがあればベストです。
また、必ずしも2mのフェンス・塀がないと防げないかというとそうでもないです。何もなかった通り道に突然50cmの柵ができただけで猫は別の道を使い出す可能性だってあります。要は猫にとってそこが居心地のいい場所かどうかです。
2m近いフェンスを用意するのは大変だと思うので、まずは小さいものから始めてみるのもいいでしょう。
置くだけで設置できる猫よけフェンスは?
設置するのに特別な器具も必要ないフェンスもあります。
例えばこういったものや、
■武田コーポレーション フェンス (約150X90㎝)
こういった形のものもあります。
■山善(YAMAZEN) アルミプランターフェンス(幅90高さ149)
いずれも設置は簡単なのがメリットなのですが、背が低いものしかないというデメリットがあります。背が高いフェンスの場合はやはり地面に埋めたりビスで打ち込んだりして固定する必要があるためです。
ノラ猫の侵入をこれで完全に防げるかというと……疑問なところです。
とはいえ安いものなら3,000円程度と安価ですし、ホームセンターなどにもたくさん置いてあ
<るのでまずはこれで試してみるというのもひとつだと思います。
フェンスの隙間を埋める工夫
上記の置くだけフェンスもそうですが、フェンスに隙間があるとノラ猫の侵入を完全に防ぐことはできません。猫は想像以上に体が柔らかいです。
ではどうやって隙間を埋めるかですが、ここでは参考になりそうな写真をいくつか紹介します。
1. 駐車場フェンスの下をネットで塞ぐ
2. ワイヤーネットと結束バンドを活用
ノラ猫から畑や家庭菜園を守るためには
畑のように四方全体をノラ猫から守る必要がある場所にはより本格的な対策をとらねばなりません。
そのひとつに「アニマルフェンス」というものがあります。前後左右にネットを張り巡らせて野生動物の侵入を防ぐフェンスです。
■アニマルフェンス 1.0×20m フェンス(金網)と支柱11本のセット
支柱を地面に埋める必要があるので土の上でしか使えませんが、本格的な侵入防止フェンスが誰でも作ることができます。価格は1万円程度です。
農家をやっている方の中には電気柵をつかって畑を荒らす野生動物を追い払っている守っている人もいます。しかし電気柵は絶対に使わないでください。
過去にそういった電気柵による人間の死亡例があるので非常に危険です。それにノラ猫ですら危害を加えると罪に問われてしまいます。
– 動愛法第44条 愛護動物をみだりに殺し、又は傷つけた者は、2年以下の懲役又は200万円以下の罰金に処する。
その他、地域の人の猫よけフェンス事例
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多少お金がかかってもいいから今すぐ野良猫を追っ払いたい!という方にオススメなのが超音波機器の「番人くん」です。
センサーによって侵入を自動でキャッチ。猫が嫌いな周波数の超音波を自動で発して追い払ってくれます。
効果範囲は最大7m(角度は80度)と広いので一軒家のお庭でも十分カバーできます。また、周波数・感度はツマミによって調整できるので個体差にもしっかり対応。
効果がなければ全額返金してくれる保証をやっているので安心して購入できますよ。
ちなみにAmazonより企業の販売ページのほうが2,000円安く買えます。だいぶお得なのでそちらで購入するようにしましょう。
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