猫が嫌いな「みかんの皮」で追い払う!柑橘系のニオイは猫よけ対策に効果あり
手軽にはじめられる猫よけ対策として「みかんの皮」をオススメしています。スーパーなどで簡単に手に入りながら、野良猫撃退に効果的です。
なぜ、みかんの皮が効果あるかというと、単純に猫はみかんが嫌いだからです。
ここではなぜ猫がみかんを嫌いなのか、どうやってみかんの皮を猫よけに使っていけばいいかなどを解説していきます。
なぜ猫はみかんを嫌がるのか?
みかんの”匂い”が嫌い
猫がみかんを嫌いなのは、みかんを始めとする柑橘系のすっぱい香りが嫌いだからです。
「え?いい匂いなのになんで?」と思われるかもしれませんが、それは人間の感覚です。猫は私たち人間よりもずーっと嗅覚が強いです。
人間 | ニオイを感じる嗅細胞は500万個 |
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猫 | 人の数万~数十万倍鼻が効く ニオイを感じる嗅細胞は1000万~2億個 |
犬 | 人の100万倍鼻が効く ニオイを感じる嗅細胞は2億2000万~10億個 |
さすがに犬ほどではありませんが、猫も人間の数万~数十万倍鼻が効くため、人間にとってはなんでもない匂いも不快に感じてしまうことが多々あります。
また、みかんに限らず柑橘系全般の匂いがダメです。グレープフルーツ、レモン、ゆず、はっさくなどです。
皮に含まれるリモネンが有害
みかんの皮には「リモネン」という成分が含まれていて、実はこれが猫にとって有害です。
猫の肝臓にはリモネンを分解する酵素がありません。そのためみかんを始めとする柑橘類の皮を口にしてしまうと中毒症状を引き起こしてしまいます。
そのため進化の過程で、食べてもいいもの食べてはいけないものを「匂い」で判断できるようになったのです。
ちなみに人間の場合はリモネンを肝臓で分解できるので皮を口にしてしまったとしても尿とともに排出されるので問題ありません。
みかんの皮で猫よけ対策を実施する
猫よけのやり方はシンプルです。
▼やり方は?
- みかんをそのまま置く
- 皮を撒いておく
- 柑橘類のアロマオイルなどを置く
- みかんやレモンの絞り汁を薄めたものを庭に撒く
▼場所は?
- トイレ代わりにされてる場所へ置く
- いつもたむろってる場所へ撒く
- 猫の通り道に撒いておく
▼みかん以外でもOK
- グレープフルーツ
- レモン
- ゆず
- はっさく
みかんの皮が乾燥してしまうと効果がなくなりやすいです。そのため皮をむいてすぐに使うほうが効果的です。
猫が学習するまでくり返し対策を!
みかんの皮をつかった猫よけに限らず、すべての猫よけ対策ではくり返し行うことが最重要です。
一回やって効果がなかったからといって諦めないでください!
猫は学習する生き物です。1回目はあれ?というちょっとした違和感だったとしても、2回目3回目とくり返しみかんの皮が撒かれていたら、だんだんと居心地の悪い場所と認識していきます。
もちろん個体差があるためみかんの皮がへっちゃらな野良猫もいるかもしれません。なのでときどきお庭の様子を確認したりして効果のほどをチェックできればなお良いです!
◆いろんなやり方を交互に
ずっとみかんの皮を置いておくだけだと猫も慣れてしまう可能性があります。
そのため、みかんの絞り汁を撒いておいたり、みかんそのものを置いておいたり、さらにはみかん以外の忌避剤をつかってみたりと、様々な方法を交互に試してもらうと効果はより高まります。
どんなやり方をするにせよ猫が居心地悪く感じるまでくり返し対策をすることは最重要です。ぜひ 覚えておいてください。
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