野良猫がブロック塀の上を通るのを防ぐ対策
野良猫が家の敷地に侵入するときによく使うのが「ブロック塀」。塀の上はたいてい障害物もないですし、隣の家につながっているので絶好の侵入経路です。
ブロック塀から庭に入られて花壇を荒らされたり、塀の周りにフンをされて悪臭が漂ったりする被害を受けたり、集会場所にされて猫の鳴き声が夜な夜な聞こえたりと、色々な被害報告があります。
塀の上から猫を撃退して通り道にさせないためにはどうすればいいのでしょうか。
ブロック塀の上に「トゲトゲシート」がもっともお手軽な猫よけ法
ブロック塀にトゲトゲシートを置いて野良猫が通れないようにするのは、もっともお手軽かつシンプルな方法です。
トゲトゲシートはホームセンターや100円ショップなどに売っています。それほど費用もかからず対策ができるでしょう。
ブロック塀に設置するときは必ず「固定」しよう
塀の上にただ置いておくだけでは風雨で落ちてしまったり、学習した猫によって落とされてしまったりすることも。どうにかして塀に固定しておかないと猫よけの効果は発揮できません。
ガムテープじゃすぐに劣化してしまうし、コンクリートビスなどで止めれば確実だけど機材が必要…
そういうときは、ひとつのアイデアとしてコーキングを使うのをおすすめします。
コニシ ボンド シリコンコーク防カビ剤入り ホワイト 330ml
コーキングとは外壁やお風呂をぴったりとくっつける接着剤のことです。おもに防水や機密性を保つ目的で使われています。
ブロック塀のような接着が難しい部分にも使えますし、何より雨に強いこと・剥がしやすいことがメリットとしてあります。
コーキングはホームセンターなどで300~500円程度で手に入りますし、昨今のDIYブームで個人で使う方も増えているようです。
手すりがついている塀やベランダなどでは結束バンドが活躍します。トゲトゲシートと手すりを結束バンドで固定すればあっという間に猫よけ対策が完了します。
というようにトゲトゲシートを使った撃退はもっともお手軽にできる猫よけハックです。
ただ人によっては景観を損ねるという点でトゲトゲシートを使いたくない人もいるでしょう。そんな人に別の選択肢も紹介しておきます。
ちなみに上にある塀の上のトゲトゲシート対策は失敗に終わりました。ガンガン歩いているのを目撃してしまいました。
なぜ失敗したのかでしょうか。それはトゲトゲシートを一箇所にしか置いていなかったため隙間があったから。その隙間を足場にして猫が行き来していました(泣)
ではどうすれば良かったのかを写真で解説するとこんな感じです↓
少しでもスペースがあれば歩けるのが猫ですから、塀の上にトゲトゲシートを置く時は足の踏み場がないくらい隙間なく敷き詰めることを心がけましょう。
ブロック塀にペットボトルを置いておく方法
やや強引な方法ではありますがペットボトルをブロック塀の上にねかせて並べておく方法もあります。ペットボトルは猫が苦手というイメージがあるので、それを活用した方法です。
余計なものを買わずに誰でもできるのでお手軽ではあります。しかし太陽光による収れん火災のリスクがある点があるのであまりおすすめできません。日陰であれば別かもしれませんが。
収れん火災のリスクについてはこちらを参照してください。
ブロック塀の上に塗布するだけ猫よけ対策になるジェル
ではスマートに解決する方法はないのでしょうか。
ひとつの例として、エビオスという会社が販売している「野良猫シャット」という商品があります。これは猫の通り道に仕掛けておくだけで猫よけになる忌避ジェルです。
野良猫シャット
ブロック塀の上にジグザグに塗布しておけば高確率で猫がジェルを踏んでいきます。するとベタベタした感触と猫の嫌がる臭いをもつジェルによって次から猫が近寄らなくなるという仕組みです。
もし猫が口にしてしまっても無害なこと、効果が3ヶ月以上持続することなどのメリットがあります。
こちらのページに撃退例が載っているので参考にしてみてください。
ぜひ参考にしてみてください!
多少お金がかかってもいいから今すぐ野良猫を追っ払いたい!という方にオススメなのが超音波機器の「番人くん」です。
センサーによって侵入を自動でキャッチ。猫が嫌いな周波数の超音波を自動で発して追い払ってくれます。
効果範囲は最大7m(角度は80度)と広いので一軒家のお庭でも十分カバーできます。また、周波数・感度はツマミによって調整できるので個体差にもしっかり対応。
効果がなければ全額返金してくれる保証をやっているので安心して購入できますよ。
ちなみにAmazonより企業の販売ページのほうが2,000円安く買えます。だいぶお得なのでそちらで購入するようにしましょう。
商品詳細をみてみる